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COUNTDOWN JAPAN 19/20
ライブレポート
2019年12月28日・29日・30日・31日/幕張メッセ国際展示場1~11ホール、イベントホール

【2】
2020/2/6


ROTTENGRAFFTY - 30日 GALAXY STAGE



20周年という節目であり、多くの出会いや大切な人との別れもあった2019年、そんな全てを邁進する力に変えて駆け抜けたROTTENGRAFFTYの今年最後のステージは「金色グラフティー」の大合唱で、最初の1曲目から観客とステージが一体となってスタートした。



観客がスマートフォンのライトをペンライトの様にキラキラと光らせた中で披露された「今夜はブギー・バック」では、観客が笑顔と涙に包まれ、美しい光と共に感動的な盛り上がりをみせた。



まだまだ休ませないぞと言わんばかりに続けて、20周年イヤーの締めくくりとしてリリースされたニューシングル「ハレルヤ」で、会場の熱量は更に上昇していく。N∀OKIの放った「後悔するなよ!」という言葉をしっかりと受け止めるかの様に、今年最後のROTTENGRAFFTYを、観客も、後悔のない様に歌って踊って全身で楽しんで「最幸ー!」の時間をGALAXY STAGE全体で共有していた。



Fear, and Loathing in Las Vegas - 31日 GALAXY STAGE

「Acceleration」の始まりからテンションは上がったまま、その熱は加速していくばかりで勢いは止まらず、フロントのSoとMinamiの手本となる様な全身全霊のパフォーマンスに合わせて「Just Awake」「The Stronger, The Further You'll Be」「Keep the Heat and Fire Yourself Up」「LLLD」と、新旧織り交ぜたセットリストに、観客もそれぞれのスタイルで歌って踊って手を叩き拳を上げている。

Soが「残り3曲です!悔いのない様、全力でついてこれるかー?」の言葉に会場が一斉にこたえる。そして「Let Me Hear」「Party Boys」と、フェスおなじみのナンバーに続いて、ラストには、紆余曲折あった彼等の不屈の精神が放つ前向きなリリック内容となっている新曲の「Massive Core」が初披露された。

壮絶な2019年の締めくくりとなるこのGALAXY STAGEで、”もう大丈夫だ!”という意思を、ファンや観客に全力で伝えるかの様なパワフルなそのステージは、強く胸を打たれる、とてもカッコイイものでした。それは、Fear, and Loathing in Las Vegasというバンドが、本当に強いグループなのだという事を、ハッキリと力強く証明していた。



THE ORAL CIGARETTES - 31日 EARTH STAGE

CDJで1番大きなステージであるEARTH STAGEに、THE ORAL CIGARETTESを語る上で欠かせない、“BKW(番狂わせ)”というワードが記されたTシャツに身を包んだ人々が続々と集まって来る。ライブへの期待の高さが伺える中、アーティスト名がスクリーンに映し出された瞬間、歓声があがり「一本打って!ただいまより 二本打って!THE ORAL CIGARETTESの 三本打って!~・・・」という、彼らのライブ始め定番の四つ打ちの後「ワガママで誤魔化さないで」を1曲目に、さすがと思える程の圧倒的な存在感を放ってライブがスタートした。

少し大人なナンバー「What you want」と、ロザリーナを迎えての「Don’t you think(feat.ロザリーナ)」で、しっとりと聴かせた後、新曲「Shine Holder」を披露した。「狂乱 Hey Kids!!」「容姿端麗な嘘」「BLACK MEMORY」と、3曲のブチ上がりナンバーが続き、会場の盛り上がりは最高潮のまま、最後の曲「LOVE(Redone)」でステージは終了した。

彼等は深い闇の部分までどっぷり連れて行ってくれる楽曲だけでなく、多幸感溢れる「愛」が伝わってくる様な楽曲を織り交ぜたセットリストで、圧巻のパフォーマンスと共に会場を1つにしてくれる。そんな勢いに乗っている今のTHE ORAL CIGARETTESを十分に堪能できるライブだった。




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YK
ステージヘアメイクやアパレルスタイリング、ブライダルモデルといった経験を活かしながら10代の頃から趣味であった音浴をする日々を経て多くのミュージシャンとの交流を基軸に、MVやライブバック映像、デザインのディレクション・編集・プロデュースを手掛ける。現在は活動拠点を東京から故郷である関西に移し、広告・エンターテイメントと制作等の活躍の幅を広げている。


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